人口約530人と、首都圏でもっとも人口が少ない町「丹波山村」。山林が97%を占め、村の中心を多摩川が青梅街道に沿って流れる自然豊かな山村です。
ところで!
村の名前を「たんばむら」と呼んでいる方もいるのではないでしょうか?
正式な呼び方は「たばやまむら」です。ここでぜひ覚えてください。
そんなのどかな大自然が広がる丹波山村の村民2人が結成したアコースティックユニット「双鴨(そうかも)」が、1stミニアルバム「田舎deほっこりするみゅーじっく!! 」を、本日2022年2月16日(水)に配信リリースしました。
楽曲はすべて、丹波山村を題材にしたソングだそう!
きっと、タンバリンを叩いているような、タンバリン村の歌に違いない(だから「たばやまむら」だってば)。
双鴨って、一体どんなユニットなの?どんな歌が配信されたの?
と気になるあなたに、さっそくその内容をお届けしたいと思います。
丹波山村とは?
東京都と山梨県の県境に位置する「丹波山村」。すぐとなりに東京都奥多摩町が隣接しており、山梨県小菅村と同じく、山梨県の中では東京都に一番近い村となっています。
秩父多摩甲斐国立公園に指定され、日本百名山の雲取山(くもとりやま)、大菩薩嶺(だいぼさつれい)などに登る登山客をはじめ多くの観光客が訪れる村です。
村の森林のほとんどが多摩川の水源を守る水源かん養林として保護され、シカやイノシシ、カモシカなどの野生生物が生息する豊かな自然が残されています。
都心から車で約2時間半、村内に駅がなく、最寄り駅は奥多摩町のJR奥多摩駅です。
奥多摩駅からバスで1時間足らずでアクセスできる距離ながら、スーパーはおろか、コンビニさえない素朴な村なのです。
まさに「都会から最も近い源流の秘境」といえるでしょう。
丹波山村の概要はこちら:「丹波山村」について
「双鴨」の2人について
今回ミニアルバムを配信リリースしたアコースティック・ユニット「双鴨(そうかも)」は、丹波山の村民2人組で結成されたユニット。
ブルーハーツをこよなく愛する丹波山村地域おこし協力隊のギターボーカル「のっち」さんこと、たばやまレコード代表の仲野宏樹さん(41)と、ディープ・パープルをこよなく愛する生まれも育ちも丹波山村のチャーボーさん(59)の2人で結成し、2匹のカモに扮して2021年3月から活動をはじめました。
人と地域を元気にしたい。
そんな想いと共に、楽曲制作や保育所・デイサービスでの取り組みなど、地域に根ざした音楽活動をしています。
2人合わせて100歳の超オールド・ルーキーなんだ
のっちさんがギターとボーカルを担当、チャーボーさんが打楽器を担当しており、キャッチーでやさしい音楽は子どもからお年寄りまで幅広い世代に支持されています。
ユニット名について
ユニット名の「双鴨」は、丹波山村で作られていた日本酒の銘柄から名付けられました。地元では「澤乃井」と並ぶ地酒として、多くの人に親しまれていました。
実は、打楽器担当のチャーボーさんの家は、代々「双鴨」を作ってきた酒造。しかし、先代が店をたたみ、チャーボーさんが幼い頃に遊んだ酒蔵を継ぐことはありませんでした。
「お酒を復活させることは難しいけれど、その名を引き継いで大好きな音楽で丹波山村から世界をおもしろくしちゃうのだー!」と、いきまく2人が結成したのが双鴨なのカモ~!
丹波山村に興味を持ってほしいと共に、全国の田舎で音楽と一緒に景色に目を向けることで、その土地その土地の魅力を感じるきっかけになってほしい。
そんな熱い思いを伝えるために、ミニアルバムはリリースされました。
ミニアルバム概要
ミニアルバム「田舎deほっこりするみゅーじっく!!」の収録曲は全部で8曲です。
- ほのぼの日和
- 冬の朝のララルリラ
- そうかも
- ストーリーが今
- 春がきたら
- 月明かりを
- 進むぜ
- 丹波じゃなくて丹波山(ライブ)
配信先はこちら↓
https://linkco.re/4V7DuZfH
全楽曲をユーチューブで配信中
全曲のミュージックビデオはYouTubeで公開されています。
「ほのぼの日和」
秋晴れの空、そこかしこに干し柿が吊るされて、縁側とおひさま、ゆったりと流れる時間。「い〜いな〜ぁ」と思って ウクレレぽろぽろ。
「冬の朝のララルリラ」
キラキラ氷。白い息。さ〜むいさむい朝だけど、やさしくひかりが差し込んで、少しずつ、少しずつ、みんなが目を覚ましてく。 とってもきれいな景色です。
「そうかも」
丹波山村で生まれ、広く親しまれていた地酒「双鴨」。 今はもう作られていないのだけれど、名前だけでも引き継ぎたい と、結成されたのが、アコースティックユニットの「双鴨」。
この曲は、双鴨のテーマソングです。
「ストーリーが今」
霧深い森。幻想的な光に包まれて、何か新しい物語が始まるような しずかなワクワクを感じて生まれた、うた。
「春がきたら」
川のほとりで、山々の間で
桜たちが、待ちに待ったハルを告げる。
命の全部のよろこびと儚さが
風に舞って、川面をぷかぷか。
「月明りを」
夜の道はま〜っくら。 月夜には、その明るさをしみじみと感じます。 川のせせらぎを聴きながら ぶらり。 月明かりに照らされた、夜のさんぽみち。
「進むぜ」
思ったとおりなんて、いかないけど
思ったまんま、進むぜ!!
凍った川でだって、踊れるんだぜ!!
「丹波じゃなくて丹波山(ライブ)」
読みまちがえられがち。
忘れられがち。
思わずクスッと笑ってしまう
関東一小さな村、丹波山「あるある」ソング。
無料CDを配布中!
双鴨の無料CDは、以下の場所で配布しています。
丹波山村内
- 道の駅 たばやま(直売所内)
- Rider’s Caf’e 多摩里場
- きのしたベーカリー
- 木漏れ日
- 山の休憩所かゑる
- ENEOS 河村商店 丹波山SS
- 床屋さんYoshino
- 美容室 彩
都内
- 小さな村g7 TOKYOshop(JR蒲田駅ビル「グランデュオ蒲田」東館3階)
配布場所の追加等、変更がある場合はこちらでお知らせする予定です。
村と人への愛が詰まったオリジナルソング
全楽曲を聴いてみて、自然豊かな丹波山の風景の中で思っきり歌う2人の姿に、思わずほっこりしながら楽しませていただきました。
聴いていて思ったことは、ただ田舎のことを歌っている歌だけじゃないということです。
そんなにがんばらなくていいかも
あなたは実は一人ぼっちじゃないかも
そうカモ、カモ、カモ~!って。
村を紹介しつつ、人を応援する想いがたくさん詰まっているのです。
村への愛、人への愛が詰まった歌ばかり!
もし、今、仕事や人間関係で悩んでいることがあったとしたら、この歌を聞いてみるといいかも。
元気づけられること間違いなしですよ。
「たばやまレコード」の詳細はこちら
山梨県丹波山村から音楽を発信するレーベル。世代や文化、いろんな壁を超えて人をつなげる『音楽』をとおして、人と地域を元気にしたい。そんな想いと共に、楽曲制作や保育所・デイサービスでの取り組みなど、地域に根ざした音楽活動をしています。今回のミニアルバムがリリース第一弾。
- HP:https://tabayama-record.com/
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