JR青梅線青梅駅から徒歩で約15分。青梅市の自然豊かな地に手打ちうどん「田舎屋(いなかや)」青梅店が2022年1月10日にオープンしました。
つい最近、すぐ近くに武蔵野うどんのお店「こみちの製麺所 幸太郎うどん」がオープンしたばかり。
青梅の町は、現在武蔵野うどんブームが続いています。
武蔵村山市にも同じく「田舎屋」がありますが、一体どんな関係性があるのでしょうか?
日曜日のお昼に、こいたま編集部のメンバー3人で行って参りましたので、早速ご紹介したいと思います。
手打ちうどん「田舎屋」青梅店の場所
手打ちうどん「田舎屋」青梅店は、JR青梅駅の改札を出てロータリーを右方向に曲がり、青梅街道沿いを約15分歩いた場所にあります。
「手打ちうどん田舎屋」と書かれた木製の看板が見えてきたら、そこが店舗です。
以前、この場所は本格的な十割蕎麦が楽しめる手打ちそば「榎戸」という蕎麦屋がありました。しかし、2021年4月に惜しくも閉店。その跡地にオープンしました。
「そば」から「うどん」へとリニューアルですね。
駐車場は7~8台停められますので、車でのアクセスも便利です。
武蔵村山店との関係は?
この看板の顔のイラスト、よく見ると何か文字が浮かび上がってきませんか?
そうです。よく見ると「うどん」という文字で出来ているんですよね。
店主の奥様に聞いたところによると、この看板の顔はご主人である店主さんの似顔絵だそう!
ご主人は武蔵村山市の手打ちうどん「田舎屋」で、師匠のもと約2年修行に励みました。のち、店のお客さんから師匠を通じて青梅の店舗を紹介され、店主は青梅の地が気に入り、今回のれん分けをしオープンしたとのことでした。
店内の様子
入り口は自動ドアになっており、入り口入ってすぐ左側に3人ほど座れる待合室があります。
店内ではラジオが流れており、ちょうどJ-WAVEが流れていました。
和紙の照明が灯る店内は、入り口から想像出来ないほど広々しています。
4人テーブル4席、2人テーブル2席、合計20人座れる広さで、窓際の席は畳のイスとなっています。日曜日の13時の時点で満席で、待合室で待っている人が2組いらっしゃいました。
テーブルの上には、ほうじ茶のポットが置かれています。薬味も一味唐辛のみとシンプル。お箸は割り箸とともに2種類用意されています。
このほうじ茶が香ばしくておいしい!冷え切った体が温まっていくのを感じました。
トイレはウォシュレットのトイレでとても清潔。中には暖房がついていて、とても温かいです。
洗面台には植物が飾られており、とても清潔でオシャレでした。
朝と昼の2種類のメニューあり
メニューは朝と昼の2種類あります。
朝7時からオーダーできるメニューはシンプルなメニューが多く、かまたまうどん(小)、おぼろうどん(小)ともに300円とリーズナブル。うどんとおむすび2個と香の物がついたセットメニュー(500円)もあります。
昼のメニューは1番人気の肉汁ざるうどん(600円)のほか、かけうどん(500円)、肉うどん(700円)、カレーうどん(800円)、天ぷら3品(200円)と5品(300円)があります。
もやし炒め定食(700円)もあり、朝と同じくおにぎりも販売しています。
うどんは並盛で2玉(300g)ですので、大盛り(1玉)を追加すると450g。ほどよい量ではないでしょうか。
テイクアウトできるメニューもありますし、手打ちの生うどん(2人前で600円)もテイクアウト可能ですよ。
オーダーした肉汁ざるうどんと肉うどん
こちらは1番人気メニューの肉汁ざるうどん(600円)の大盛り。一般的なうどんより太く、やや茶色の麺はさすが武蔵村山のご当地うどんそのものです。
デカデカの大盛りうどんとは違い、ほどよい大盛りの量といった感じでしょうか。
こちらは肉うどん(700円)。油揚げ、豚肉、輪切りの長ネギがたっぷりと入った温かいおうどんです。
肉汁をすくうレンゲが鍋で使うときのように大きい!
上品な味で、スープだけでもゴクゴクと飲めちゃうほど。ただし、ちょっと薄いかな..。もっとしっかりとした味が好みの方にはやや物足りないかも。
田舎屋の麺は、北海道産の全粒粉を使用。固すぎず柔らかすぎず、小さいお子さんやお年寄りにも食べやすく、ちょうどよい硬さです。
噛めば噛むほど小麦の味がしっかりと感じられ、いい香り!
すべてのうどんに手打ちの証である「うどんの耳」が入っているのがうれしいですね。
天ぷら5品で1個60円と激安
こちらがかけうどんと共にオーダーした天ぷら5品。人参と玉ねぎのかき揚げ、春菊、しいたけ、ごぼう、もちの5品が入っています。
その日によって野菜の種類が違うようです。
この天ぷらの衣がサックサク。ごぼう天は長くていい香り。うどんのスープに浸して食べるのにもちょうどよい衣加減でした。
驚きなのが価格で、5品で300円ということは1個60円。うどんチェーン店でも1個100円とかしますから、めちゃくちゃ安い!
天ぷら3品セットの場合200円なので、1個あたり約66円ですからお得に食べたいなら5品がおすすめです。
おもちの天ぷらが一口サイズと食べやすい大きさで、うどんのスープに浸しながら食べるのがおすすめ。サクッともちっとジュワ~ッとした天ぷらが楽しめます。
もちもちの茹でまんじゅうも購入できる
レジの前に置いてあって気になったのが、もちもちの茹でまんじゅう(1個100円)。手作りのおまんじゅうで、明日には固くなっているというほど繊細なまんじゅうです。
手作りだからこそ、温かみを感じますね。
レジでお会計をする人たちのうち、2人に1人が買っていくほどの売れ行きで、日曜日の午後1時30分には「これで最後」とおっしゃってました。
おいしすぎて中のあんこを撮り忘れましたが、もちもち生地の中に、甘さ控えめのつぶあんが入っています。家でレンジで温めるとより一層おいしいですよ。
青梅の地で購入するお土産品として最適です。
店内広くファミリーにおすすめ
店内がとても広く、向かい合わせで食べられるためか、親子連れファミリーが多く来店していました。反対に1人で来るとちょっと寂しいかも・・。
畳の長椅子がありますので、ゆったりくつろげますし、店内には元気いっぱいのスタッフの方が多数いて、店員さんの笑顔と声がけがとても温かく、うどんの温かさ以上に心も温まるお店です。
まだオープンして1週間も経っていないこともあり、13時30分近くになっても土日は待っている方もいて、大変賑わっていました。
車でのアクセスもしやすく、価格も一般的なうどんより安くリーズナブル。しかもボリュームたっぷりで、御岳方面へサイクリングに行く方にもお腹を満たすのにおすすめです。
13時すぎに食べましたが、夜になってもお腹が減らない。夕飯どうしましょう・・。
子どもから大人まで楽しめるうどん店ですので、近くにお越しの際はぜひ立ち寄られてみてくださいね。
「田舎屋」青梅店の詳細はこちら
- 住所:東京都青梅市裏宿町629-5
- 電話:0428-84-0211
- 営業時間:午前7時~9時、午前10時30分~午後2時30分
- 定休日:火・水曜日
- アクセス:JR青梅線青梅駅から徒歩15分
- 駐車場:7~8台
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