JR青梅線・奥多摩駅前に、だしまき玉子専門店「卵道(ランウェイ)〜TAMAコレクション〜」(河村周平オーナー)が6月2日(水)オープンした。
同店は、約2年前にオープンした古里駅前の店舗に続く2号店。卵道はオープン当初からテレビなどのメディア出演も多く、休日になると連日行列が耐えない人気店である。
奥多摩のだし巻き卵専門店「卵道(ランウェイ)」は絶品ふわふわ地元卵使い!
「ふわっとプルプルで、ジュワ〜ッとだし汁が溢れ出すだしまき玉子がまた食べたい!」
あの味が忘れられず、オープン初日、早速2号店に向かったのだった。
卵道2号店の場所
卵道2号店の場所は、奥多摩駅から徒歩10秒。最高の立地にある。
奥多摩駅の改札を出て左側にある観光案内所の横道に入ってすぐ左側にある店舗が「卵道」2号店だ。
築60年の元小料理屋を改築しオープン。風情ある造りで、壁の木材が温かみを添えている。一人でも気軽に入れるよう、全面ガラス張りに改装された。
オープン初日。入り口にはたくさんのお花で溢れかえっていた。店主の人望の深さが伺える。
真っ白いのれんに出迎えられ、早速中に入ることにしよう。
ダブルカウンターで、卵を巻いている様子が見られる
入り口には、卵がカゴの中に山積みに。さすがだしまき玉子専門店!
カウンターは2種類。風情溢れる一枚板の立ち飲みカウンターと丸太のイスが置いてあるカウンターの間にキッチンが設置されている。
カウンターから中の様子が見れるよう工夫されており、新型コロナ感染対策が施されたビニール越しだが、卵を巻いている様子が伺える。
店の奥には小上がりスペースあり。畳の上にテーブルが2つ設置してあり、家族連れでもゆっくりくつろげる。
店内にトイレがないため、駅前にあるピカピカなトイレを利用しよう。
だしまき玉子は単品メニューあり
メニューは、古里店と同じくシンプルに3種類。(価格は税込み)
定食メニュー
- 深美卵を使用した「だしまき玉子定食」1,100円
- ホワイト卵を使用した「白だしまき玉子定食」1,300円
- 烏骨鶏を使用した「だしまき玉子定食」(烏骨鶏の生卵つき)1,700円
お酒と共に楽しめるよう単品メニューがある。テイクアウトも可能だ。
単品メニュー
- 深美卵を使用した「だしまき玉子」800円
- ホワイト卵を使用した「白だしまき玉子」1,000円
- 烏骨鶏を使用した「だしまき玉子」1,300円
- 卵道プリン 330円
だしまき玉子と相性抜群のお酒は、小澤酒造、田村酒造場、石川酒造の地酒。緊急事態宣言中は酒類提供は中止だが、だしまき玉子と地酒のマリアージュが楽しめる予定だ。
だし汁ジュワ〜のだしまき玉子は変わらず
こちらがシンプルなだしまき玉子定食。曲げわっぱの中に風味豊かな白いご飯、赤だしのなめこの味噌汁、大根おろしが乗ったプルプルのだしまき玉子の3種類と、シンプルな定食である。
お米は長野県栄村「みゆき米」を使用。つや、粘り、甘みが強いのが特徴だ。鹿児島産の鰹節は店主がその場で削り、ご飯の上に青梅産の梅干しと共にのせてくれる。
こちらが白だしまき玉子定食。黄身が白い卵のため、見た目も真っ白なのが特徴だ。
こだわりのだしまき玉子は、古里店の味そのもの。
小菅村の多摩源流水を使っただし汁、地元青梅市のかわなべ鶏卵農場の卵を使用。ふわっとプルプルで、じゅわ〜っとだし汁がこぼれ落ちてくるのが特徴だ。
最後はプリン(330円)でしめた。濃厚な味わいでなめらかなプリンと店主の温かい接客に、心の底から癒やされたのだった。
奥多摩観光の玄関口に
河村オーナーは「このお店が奥多摩観光の入り口になってほしい」という。
古里店は定食が主役だが、2号店はどちらかというと単品が主役。気軽に立ち寄り、だしまき玉子とお酒を軽く一杯飲んでいくというスタイルを目指している。
電車で奥多摩駅にたどり着き、フラッと立ち寄った客が、奥多摩の観光地へ繰り出す「玄関口」としての役割となりそうだ。
席数が10〜15席ほどのため、土日は大変混雑が予想される。長蛇の列を避けるためにも、時間をずらすか、テイクアウトもおすすめしたい。
プルプルの幸せを感じるだしまき玉子を食べに、ぜひ一度来店してみてはいかがだろうか?
だしまき玉子専門店「卵道〜TAMAコレクション〜」の詳細情報はこちら
- 住所:奥多摩町氷川207
- 電話:0428-85-8687
- 開始時間:午前10時か11時〜午後4時か午後5時ぐらいまで。プレオープンのため調整中(出汁がなくなり次第終了)
- 席数:最大16席
- 駐車場:なし
- インスタグラム:@ranway_tamacol