東京都西多摩郡奥多摩町にある「東京の水がめ」と呼ばれるダムが小河内ダム(おごうちだむ)。ダム湖の「小河内貯水池」は奥多摩湖と呼ばれており、奥多摩ではもっとも有名なレジャースポットの一つです。
奥多摩湖は気温が下がり肌寒くなってくると、湖畔の岸辺を覆うように紅葉が広がっていきます。奥多摩湖畔のダムサイトから見える景観は絶景そのもの!奥多摩に行ったら一度は見ておきたい景観です。
都心から奥多摩まで約2時間。時間をかけてまで奥多摩湖の紅葉を見に行くからには、もっとも美しい時期に見に行きたいですよね。
そこで、「奥多摩湖の紅葉の見頃っていつぐらいだろう?」と気になっている方必見!
11月上旬現在、都心からも比較的アクセスしやすい、ダムサイトから見える奥多摩湖畔の紅葉はどれぐらい進んでいるのか、現地から生の情報をお届けしたいと思います。
奥多摩湖の紅葉情報
ダムサイトの紅葉情報
こちらはJR奥多摩駅から車やバスで約12分、奥多摩湖の玄関口であるダムサイトです。
すぐ近くに「東京都水道局」のPR施設「水と緑のふれあい館」と小河内ダムの監視塔を利用した「小河内ダム展望塔」があり、土日は多くの人で賑わうスポットです。
同館の駐車場が隣に併設されており、無料で利用可能。約70台停車できる大型駐車場で、車でもアクセスしやすいのがうれしいですよね。
この駐車場からの眺めがこちら。11月上旬現在、紅葉の色づきは3~4割ほどと言った感じです。見頃の時期になると、赤や黄色で山々全体が鮮やかに染まります。湖面にも紅葉が水鏡のように映し出され、まさに絶景スポットに!
駐車場内に真っ赤に紅葉したもみじの木があります。こちらはもう見頃と言ってもいいほど鮮やかで美しいですよね。
同館前の道路沿いに、なんと桜が咲き誇っています。桜って秋にも咲くんですね。
ダムサイトは、紅葉と桜のコラボ写真も一緒に撮れる貴重なスポットですよ。
大麦代園地駐車場
ダムサイトから徒歩5分ほどの地にある「大麦代園地駐車場」。こちらは駐車場一帯に赤や黄色の紅葉が広がります。
11月上旬現在、駐車場付近の紅葉は5~6割ほど進んでいる状況。間近で見られる色とりどりの木々に癒やされてしまいます。
売店の隣にフェンスが設置されているため、紅葉はあまり期待できないかも。週末は旧車のオフ会を行っていたり、大型バイクが詰めかけて大変賑わっている場所です。
奥多摩湖の紅葉は11月上旬後半~下旬頃が見頃
奥多摩湖のダムサイトから見える紅葉の見頃は、11月上旬ごろは若干早く進んでいる状況。上旬ではちょっと早いかなと思っていましたが、今年はすでに色づきが進んでおり、上旬でも十分に楽しめます。
11月中旬以降になると落ち葉も増えてきます。色鮮やかな絶景が見られる紅葉の見頃時期は、11月上旬後半~中旬頃がもっとも見頃と思われます。
ただし、駐車場がもっとも混む時期と重なります。土日祝日に交通誘導している方に駐車場について聞いてみたところ「朝早くから満車に。駐車場の枠に停めきれないので、空いているスペースも使っている」と話していました。
奥多摩は、紅葉シーズンは夏シーズンに続いて大混雑します。
紅葉を見に行くときは、駐車場や食事などの準備も万全にし、色とりどりの絶景を見て癒やされてきてくださいね。