瑞穂ビューパーク・スカイホール内にある「ジュンサイ池公園」(瑞穂町箱根ヶ崎)。公園の外周の園路は約200m、公園内にはジュンサイ池やジョギングコースがあり、町民の憩いの場となっている。
秋にはメタセコイヤをはじめとする木々の紅葉が楽しめる公園だ。
「そろそろ紅葉が楽しめる時期かも」と、11月上旬頃に1度行ってみることにした。
池の中になにかが動いている
11月上旬ごろのジュンサイ池。紅葉の見頃とはまだ言えず、ほんのりと色づき始めた頃だ。風がなく空気が澄んだ青空のもとでは、色とりどりの紅葉が池に映り込む光景が楽しめる。
池の中をよく見てみると、右側のほうで何かがうごめいている。
沼の主発見! pic.twitter.com/7RYbBVaFnQ
— こいたま編集部 (@koitama_tokyo) November 7, 2020
そのときに撮影した動画がこちら。
直径約50cmはあるか?
半分身を出し、ときどき止まりながら池の中を泳いでいる。
コイか?
ナマズか?
魚であることに間違いないが、どことなく動きに貫禄があるこの魚は「池の主」なのか?
真相を追求してみることにした。
スカイパークの事務局に聞いてみた
「池に主のような魚がいたのですが、この魚は一体何でしょう・・?」
スカイパークの事務局の方に、スマホで撮った動画を見せたところ、
「あ、これはコイですね」
コイだったとは!
この主のように大きなコイ以外にも、たくさんのコイが生息しているという。
こいたま編集部は後日、ジュンサイ池公園を再び訪れ、奥側の池を見てみたところ、たくさんのコイが泳いでいた。
「前日見た、大きなコイはどこに行ったのだろう?」
この日、どんなに待ってみても、あの大きなコイは姿を現さなかった。
やはり、あのコイは池の主なのかもしれない。
ジュンサイ池公園には他の生き物も多数生息
ジュンサイ池公園に生息している生き物は、コイだけではない。
日本で見られるサギ類の中で最大の鳥「青サギ」がゆったりと歩きながら、魚を食べている光景が見られた。
美しい色をしたカワセミも発見!何度も池の中に入り、魚を捕獲している姿が見られた。
他にも、睡蓮(すいれん)の合間を2羽のカモが泳いでいた。
「他にもまだ生息しているカモ」
ジュンサイ池公園の楽しみ方がまた一つ増えた。
「ジュンサイ池公園」の詳細情報
- 住所:東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎2475番地
- 電話:042-557-7070
- アクセス:JR八高線「箱根ケ崎」駅徒歩15分
- 駐車場:徒歩2分の地に3カ所あり
- 瑞穂町公式ホームページ「瑞穂ビューパーク」