東京都交通局はこのたび、奥多摩町の白丸ダム近くに、地域の観光促進により一層貢献することを目的とした「東京都交通局 再生可能エネルギーPR館」をオープンする。
多摩川の流水を活用し、水力発電による電気事業を経営する同局。PR施設を開設することで、交通局の再生可能エネルギー推進への取り組みや奥多摩の自然をわかりやすく紹介する予定だ。
昨年度オープン予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期。今年中にオープン予定だが、具体的な時期は未定のままだ。
オープンに先立ち、幅広く認知され親しみを感じてもらうことを目的に、同施設の愛称を募集している。応募期間は8月5日から9月30日(木)まで。
愛称の参考にと実際に白丸ダムに行き、同館を撮影してきたので紹介したいと思う。
再生可能エネルギーPR館の場所
同館の場所は、奥多摩町の国道411号沿いにある「白丸調整池ダム(通称:白丸ダム)」(奥多摩町棚澤671)のすぐ横にある(奥多摩町白丸1-7)。
白丸ダムによりせき止められてできた調整池である白丸湖はコバルトブルー色。カヤックやSUPなどの水上アクティビティが盛んだが、美しい景観が楽しめるとして、一般客からもひそかな人気を集めているスポットだ。
施設内にも駐車場が開設される予定だが、オープン前の現在は「白丸ダム魚道入口」前に駐車場があるため、車でのアクセスは抜群だ。
再生可能エネルギーPR館の見どころ
同館の特徴としては、以下の通り。
- ジオラマシアター
- 白丸ダムの役割
- 白丸ダムの見どころ
- 電気事業の歴史
- CO2を排出しないエネルギー
- 奥多摩エリアの観光案内
再生可能エネルギーの有効性を紹介する施設でありながら、奥多摩の観光名所なども紹介している点がポイント。
ジオラマシアターは、1/5750スケールのジオラマに映し出される大迫力の映像で、電気事業と奥多摩の魅力を体感できる。
案内看板をみると、館内の受付にインフォメーションセンターがあり、だれでもトイレやUSBポートがあるのがわかる。
まだ内部の様子までわからないが、デジタルを駆使した魅力あふれる施設になりそうだ。
応募要項
愛称の応募はとても簡単!フォームより以下の項目を入力すれば、誰でも応募できる。
- 愛称(ふりがな)
- 愛称を考えた意図・理由(記入の有無は任意)
- 氏名(ふりがな)
- 郵便番号及び住所
- 電話番号(日中に連絡がとれる番号)
WEBでの応募のほかに、応募用紙に必要事項を記入し、応募箱に投函する方法がある。応募箱設置場所は以下の通り。
- 奥多摩町観光産業課窓口
- 奥多摩町観光案内所
- 白丸ダム魚道管理棟
- 奥多摩の風はとのす荘
白丸ダム魚道管理棟、奥多摩の風はとのす荘で応募すると、開館記念色えんぴつが各先着500名にプレゼント!東京都にて選考し、11月上旬に水道局のホームページで発表予定だ。
どしどし応募してみよう!
打ちっぱなしのコンクリート造で、外観は非常にシックな造りだ。山々や大自然に囲まれた地形の中、ダムや電気事業、奥多摩の見どころを紹介するスポットとしての愛称を考えたい。
ところで、奥多摩湖の近くに東京都水道局の観光スポット「奥多摩 水と緑のふれあい館」があるのをご存知だろうか?郷土の歴史・文化、奥多摩の豊かな自然やダムの仕組み、水の大切さなど、3Dシアターがある施設だ。
なんとなく同じような名称が思いついてしまうが、とても近くにある施設同士。名称は被らないようにしたい。(ならないと思うが笑)
奥多摩にできた新しい施設に、ぜひとも親しみあふれる名称をどしどし応募してみよう!
問い合わせ先:都営交通お客様センター:03-3816-5700(午前9時から午後8時まで。年中無休)
応募はこちらから↓
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/form/renewable-energy.html