奥多摩・白丸ダム放水の様子。大迫力の音と水しぶき

白丸湖
  • URLをコピーしました!

奥多摩町白丸にある白丸ダムは、1963年(昭和38年)に多摩川断崖の谷に建設されたダム。高さ30.3m、堤頂長61mの重力式コンクリートダムで、東京都交通局の発電用ダムである。

同局の水力発電所・多摩川第三発電所および白丸発電所に送水し、合計最大1万7,500kWの電力を発電する。エメラルドグリーンに染まるダム湖(人造湖)は「白丸ダム調整池」で、白丸湖(しろまるこ)と呼ばれている。

台風や大雨などにより水位が急激に上昇した場合、ダムのゲートから放流を行う場合がある。

実際に放水を行ったときの画像や動画を集めてみた。

目次

白丸ダムが放水した時の様子

白丸湖

長雨が続いているときの白丸湖。今にもこぼれ落ちそうなほどの水面である。

白丸湖

展望台から覗くと、サイドゲートより放水している様子がわかる。

白丸湖

階段で降りられるようになっており、ダムの上から放水を眺められる。

白丸湖

上流の白丸湖と下流の河川の高低差は27m。ダムには魚がのぼる通り道である「魚道」が設置されており、白丸湖は日本最大級となっている。

轟音と白い水しぶきを立てながらの放水シーンは、まさに迫力満点!

こちらが動画↓

ちなみに紅葉シーズン中は、色づく山をバックに放水するシーンが見られる。

白丸湖
白丸湖

こちらは2020年10月、台風14号が接近したあとにメインゲートまで放水した様子だ。ちょっと角度からわかりづらい写真だが..、サイドゲードのみよりさらに白い水しぶきを上げて、豪快な音を立てて放水していた。

迫力満点の放水だが、白丸ダムでは必要に応じてサイレンやスピーカーによる警報や、巡回による注意喚起を実施している。

ダム下流の河川流量が急増しないように放流量の調整を行うなど、河川の安全を考慮した水の運用を行っているのだ。

白丸ダム

放水してなくても、大自然を満喫できる白丸ダム。お近くに来た時はぜひ遊びに行ってみよう。

白丸ダムの詳しい情報はこちら

  • 住所:〒198-0107 東京都西多摩郡奥多摩町白丸
  • 問合せ先 東京都交通局発電事務所
    〒198-0174 東京都青梅市御岳2-238
    TEL 0428-78-8567
  • アクセス :白丸駅から徒歩で20分
  • 東京都交通局ホームページ
白丸湖

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次