奥多摩町の土砂崩れで周遊道路からの迂回時間は?青梅から檜原経由で丹波山村まで

奥多摩周遊道路からの眺め
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奥多摩町の留浦(とずら)を走る「国道411号」(青梅街道)の坂本トンネルと峰谷橋の間で7月18日(日)昼すぎ、土砂崩れが発生。4日経過した現在も復旧作業が続いている。

現場から奥多摩側は大麦代トンネル入口から、丹波山村側は深山橋入口から通行止めに。初日から臨時バスが運行し、西東京バスが奥多摩周遊道路を運行している。

奥多摩で土砂崩れが発生。西東京バスが奥多摩周遊道路を臨時運行

国道を通り奥多摩から丹波山村に通行できなくなった現在、丹波山村への所要時間はどれぐらいかかるのだろうか?

仕事の関係で丹波山村に行くことになり、オリンピック開会式間近の4連休初日に、青梅から向かい檜原村側から奥多摩周遊道路を通り丹波山村に向かってみることにした。

一体、どれぐらいの時間がかかったのだろうか?

目次

青梅から五日市経由で檜原村へ

日時は7月22日(木)午前10時40分。

青梅方面から檜原村に抜けるため、JR武蔵五日市駅の前を通り奥多摩周遊道路に向かってみる。青梅市梅郷を通る「吉野街道」の「梅ケ谷峠入口」交差点から都道238号(大久野青梅線)を通り、武蔵五日市駅を抜けて檜原街道へ向かってみた。

グーグルマップの所要時間によると、渋滞がない場合、1時間23分あれば深山橋(みやまばし)に到着するらしい。

檜原街道の渋滞

実際に向かってみたところ、都道238号はスイスイと抜けたのだが、武蔵五日市駅周辺や黒茶屋辺りで渋滞が発生していた。ここで10分のロスタイム。

檜原街道の空いている様子

檜原街道は一本道で道路幅が非常に狭い。しかもクネクネした道も多く、対向車やガードレールに注意して走る必要がある。

幸いにも渋滞はしていなかったが、道路を走る自転車を安全によけたり、極度に遅い車が前方を走っていたりと何度も減速運転を行ったため、ここでも15分ほどのロスタイムが発生した。

奥多摩周遊道路から丹波山村へ

奥多摩周遊道路

約25kmに及ぶ檜原街道を抜けたら奥多摩周遊道路に入る。

都心から向かう人たちで混雑するかと思いきや、スイスイと進めた。ただし、周遊道路もクネクネした道でセンターラインにポールが何箇所も設置してあるため、細心の注意を払いながら運転する必要がある。

後ろからあおられたりしても慌てることなく、停車できるところでハザードランプをつけて譲ることも大切である。実際にこの日は、3台のオートバイに道を譲るため3回停車した。

奥多摩周遊道路からの眺め

途中で「月夜見第一駐車場」で休憩。10分ほど休憩したあと、深山橋を目指して向かう。奥多摩湖が見えて、いい眺めですね〜!

深山橋交差点

山のふるさと村を過ぎ、クネクネした道を走った後に「深山橋」に到着した。通行止め始点なので、奥多摩方面には行けず。

時刻は午後12時45分。梅ケ谷峠入り口から約2時間で到着したことになる。グーグルマップの自動計算より約40分多い結果となった。

道の駅たばやま

深山橋から「道の駅たばやま」へは約20分かかり、到着時刻は午後1時05分。所要時間は合計約2時間20分かかったことになる。遠いよ!

奥多摩駅を経由する国道411号を通る場合、約1時間で到着するため、周遊道路経由は2倍の時間を要することがわかった。

時間は倍かかったが、安全運転が第一である。

ギラギラと暑い日差しのため、運転中も熱中症に注意することも大切。周遊道路はバイクの死亡事故も多く、運転するときは細心の注意を払いながら運転するように気をつけたい。

早期復旧を願うばかり

奥多摩湖

時間はかかったが、道路が悪いわけではない。こればっかりは仕方がないと思う。

早朝から行く場合、さらに混雑しているかもしれない。一本道で連休中のため、時間に余裕を持って行動することをおすすめしたい。

猛暑が続く中、作業を続けている方たちには、ただただ敬服するばかり。1日でも早く復旧することを願っている。

不要不急の外出は控えることはもちろんだが、もし仕事などで所用があり、都内から青梅方面経由で丹波山村に向かう人がいたら、ぜひとも参考にしてほしい。

奥多摩周遊道路からの眺め

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