水族館劇場
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羽村市川崎の臨済宗建長寺派「宗禅寺」第二駐車場の特設野外テントで5月14日から、藝能集団「水族館劇場」(作・演出 =桃山邑)の新作芝居「Naked アントロポセンの空舟」が開幕した。

役者自ら建築した大規模な仮設野外テントによる劇場で、大仕掛けの演出で知られる「水族館劇場」。西多摩で初めて行われた公演に、なんと最前列で鑑賞してきた。

公演場所

水族館劇場

水族館劇場

会場は「宗禅寺」から徒歩で約3分。「水族館劇場」の看板を目印に第2駐車場を目指そう。

水族館劇場

こちらが会場である。かなり大規模な建物で見ているだけで圧巻。しっかりとした屋根が設置してあるため、雨が降っていても安心して鑑賞できる。

午後6時から受付開始

水族館劇場

開演は午後7時からだが、入場整理券を午後6時から配布。全席自由で4500円で当日券のみ。到着したら受付で手続きを済ませよう。

水族館劇場

受付を済ませると、パンフレットと入場整理券が配布される。入場は、整理券の番号順にテントの中に入るシステム。傘は受付のときに傘用の番号札をもらうので、番号札とともにテントに入る前に預ける仕組みだ。

公演まで外の会場で待つことにしよう。

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顔見世芝居から圧巻の演技!

仮設野外テントに入る前に、およそ15分の顔見世芝居がある。これが圧巻!役者が総出演し、目の前で迫力あふれる演技が見られる。

「え、こんなところから?!」と、登場の仕方にびっくりしまくり!

水族館劇場

男性役者同士のテンポ良いかけ合いが見もの。

水族館劇場

女性役者同士のかけ合いがおもしろく、周囲から笑いが起こっていた。この2人からは、ときどき地元ネタと時事ネタが出てくるので要チェックだ。

水族館劇場の最前列

顔見世芝居が終わるとテント内へ。入場は整理券順だが、席は自由。最後の方に入場したのに、最前列に座ることができた。

鑑賞した感想

水族館劇場

物語は、戦後の経済成長への警告としての水俣病、江戸時代初期の島原の乱、明治の唐行(からゆき)さんを柱にした、時空を超えたストーリー。

ここからネタバレしないように書くとすると、

公演が始まった途端から、役者たちのテンポよいかけ合いが見られる。ときどき笑いが起こる中、シリアスな画面では会場に張り詰めた空気が漂う。この交互に来るリズム感がたまらなくクセになる。

水族館劇場

油断していると、天井から水がドシャーー!!と降ってきたり、横からも水が飛んでくる。最前列にはビニールシートが設置してあるため、濡れずに鑑賞ができる。いや、ビニールシートをかけないと濡れるので要注意だ。

最前列の特典は、すぐ目の前で大迫力の演出が見られること。役者が客席に転げ落ちてくるのではと思えるほどの臨場感を味わえる。

当日雨が降っていたため、外の雨の音と天井からの水の音とが交わり、まるで水槽の中にいるかのような気分に。途中、舞台チェンジが2度ほどあるが、その間もおもしろい前説が行われるなど、見る人を飽きさせない工夫が施されていた。

水族館劇場

時代に合わせて舞台が回転するため、すぐにタイムスリップしたかのような気分に浸れる。回転する舞台の随所でキーとなるアイテムがあるため、それも見逃さすチェックするのがポイントだ。

空を舞う空船は、もう圧巻、圧巻!圧巻すぎて、開いた口が塞がらなくなってしまったほど笑。気迫迫る演技と大迫力の舞台演出に終始魅了されてしまったのだった。

当初、その時代背景と奇病を扱う難しいテーマだけに理解できるか心配であったが、初めて見る人を置いていかない演出は「さすがだな」と思った。

今後の公演

水族館劇場

今後の公演は、現在が2回目の公演で23日(日)まで、3回目の公演が25日(火)〜31日(月)を予定(新型コロナ感染拡大の際は延期あり)。

回が進むに従い、台本がブラッシュアップされていくそう。

同劇場の役者で制作を行う石井理加さんは「千秋楽まで脚本も日々違うし、仕掛けや芝居も変わっていく」と話す。役者たちは一ヶ月の間、本業を休み、寝泊まりしながらこの公演に望むそう。役者魂が伺える。

桃山さんは「人と人との不思議な縁は水族館劇場にとって未見の土地、羽村へと導いてくれた。これも宗禅寺の助け舟のおかげ。これから毎日パワーアップし見物衆の度肝を抜く」と話していた。

度肝抜かれる!羽村市宗禅寺で役者手作りの巨大テント劇場が西多摩地域で初公演

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